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師VS士 どっちが偉い?

 医学の世界には非常に多くの資格が存在します。「医療界は複雑な資格集団である」と言われる所似です。
 例えば、医師、医学博士、薬剤師、看護師、栄養士、放射線技師、歯科衛生士、臨床衛生検査技師、介護福祉士、助産師、理学療法士、作業療法士、臨床心理士、臨床宗教史、鍼灸マッサージ師、視能訓練士、言語聴覚士、救命救急士など、もうこれくらいにしておきましょう。 それはともかく、○○師と○○士の2種類に大別されていることに気がつかれたと思います。実際のところ我々も「どっちだったかな〜?」と迷うことも多いのです。

 以前、看護婦さんと男性の看護士さんの名称が看護師に統一されたこともありました。他の業種でも、教師、弁護士、税理士、美容師、理容師、保育士、牧師などがあります。 そして公的資格もあれば民間資格もあります。

 辞書によれば、≪師≫も≪士≫も「技術を修めた者」という意味があるそうです。そして、前者には師匠、指導者、先生…、後者には優れた者、つわもの、学問道徳を修めた男子、仕える者などというイメージがあるようです。 しかし、この説明だけでは合致せず理解しにくい名称もありますよね。実際、明確な使い分けの基準も無いようですし、勿論どちらが偉いということもないのですが、じゃ、それならば、どちらかに統一するとか、どちらを使用しても良いとかにならないものでしょうか…。

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