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超高層ビル

 後れ馳せながら“アベノハルカス”に行って登ってきました。2014年完成、300m、62F。幸いお天気にも恵まれて素晴らしい大阪の眺望を堪能することが出来ました! 2年前には台湾の友人の案内で台北101(509m、62F)も訪問しましたが、とてつもなく立派なものでした。 このような高いビルに登る度に、その高度な建築技術に感心させられるばかりです。 超高層ビルといえば、昔はマンハッタンのエンパイア・ステート・ビルディング(40年以上世界一の高さを誇っていた)など「アメリカ」の専売特許でした。 しかし、今や「アジア」らしいです。ネットで世界中のリストを見てみると、確かに中国、台湾、中東などが名前を連ねています。ちなみに、日本で一番のアベノハルカスも世界ランキングでは100位以下なのです。 数年前に国際糖尿病学会に参加した長男が、かの有名なドバイ(UAE)のブルジュ・ハリファを訪れました。2010年完成、828m、162F…、想像を絶する建築物だったそうです。 そして、記録はドンドン更新されていくもので、近い将来キングダムタワー(サウジアラビア、1000m、167F、2019年完成予定?)というのが出来るとか。 小生、高い所からの眺めは大好きなのですが、基本的には高所恐怖症なので、超高層マンション(タワーマンション)には住む気にはなれません。 近くの広島や神戸でも次々に建築されて分譲PR広告をよく目にしますし、全国でも50F以上で200mを超えるようなマンションが数多く販売されています。 大学の同級生も三ノ宮に一室買って神戸の夜景を楽しんでいるそうですが、管理組合運営の難しさなどもあるんだとか…。 つまり、タワーマンションは規模が大きいため所有者の人数も多く、低層階と高層階の価格差(数倍?)による確執もあるようで、住民のまとまりが良くないことが多いようなのです。 高層ビルの定義は明確ではないのですが、一応60m&15F(一階が約4m)以上というのがあるようです。 万事何事にも良いことと悪いことがあります。超高層ビルの心配事といえば、火災、地震(長周期地震動)、エレベーター事故、50年以上の老朽化など。いずれにしても、毎日嫌な事故や事件が発生して、人間の愚かしさに気分が暗くなることも多い今日この頃ですが、 逆にこのような素晴らしい精巧な建造物を造り出すのもまた人間なのです。 今は此の度初の女性知事が誕生した首都東京に巨大地震が発生しないことを祈るのみです。

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